家庭菜園で芋掘り

我が家は、家から車で15分ほどの土地を借りて、家庭菜園をしています。
今日は、親戚の子供が遊びに来たついでに、芋掘りをしてもらいました。

はじめに少しだけ家庭菜園の楽しさと魅力について語りたいと思います。僕は都会の喧騒を逃れ、田舎で家族と四人で生活しています。サラリーマンとしての日常も忙しいですが、家庭菜園を始めたのは、自然と触れ合い、家族と楽しむ素晴らしい方法を見つけるためでした。

最初のきっかけは、子供たちに自然や食べ物の成長を身近に体験させたいという思いでした。彼らに食べ物がどのように育つか、農作物の成長プロセスを理解させたかったのです。そして、家庭菜園はその理想的な手段でした。畑で土を掘り、種をまき、水をやり、収穫する過程を通じて、子供たちは大自然の驚異を学んでいるきがします。

毎年、我が家の庭は野菜やハーブでいっぱいです。トマト、きゅうり、ニンジン、なす、ネギ、ゴーヤそして今回収穫したさつまいもさまざまな色と形の花々が私たちを迎えてくれます。それらを育てる過程は、家族みんなにとって学びの場であり、協力とチームワークを育む機会でもあります。毎朝、庭に出かけて収穫をするのは、家族全員にとって楽しみな瞬間です。

また、家庭菜園は健康的な食事にも貢献していると思っています。自家栽培の野菜やハーブは新鮮で美味しく、有害な農薬や化学肥料を気にせずに食べられるのが魅力です。自分たちの手で育てた野菜を収穫し、それを食卓に並べる瞬間は、何よりも満足感を感じます。

話を今回のものに戻すと。。1.5畝分のさつまいも(20苗分)から、かなりの量がとれました！！！
9月末からもう収穫できると聞いていましたが、11月まで待ってよかった気がします。さつまいもは、熟れすぎるということが無く、霜が降りる前に掘ればOKです。この時期まで余裕で待てました。
その分、巨大な芋がたくさん！！！さつまいもは、大きくても甘くて美味しいです。

今回の品種は、紅あずまです。よくきくやつですが、たまに畑に来て苗をひっくり返す(根付くのを防ぐためだそう)だけ。簡単ですね。

また、今回来た親戚から教えてもらったのですが、芋は茎も食べれる！！！
茹でてむいて炒めて食べたら、蕗のようでとっても美味しかった。
子どもたちも半信半疑で食べたあと「おいしい！！」と衝撃を受けていました。

茎は他にも食べ方があって、

さつまいもの茎のピクルス:
- さつまいもの茎を切って、酢や砂糖、塩、スパイスで作ったピクルス液に漬けて、さつまいもの茎のピクルスを作る。ピクルスはサラダやサンドイッチに添えて楽しむことができるそうです
さつまいもの茎の煮物:
- さつまいもの茎を切り、だし汁や調味料で煮る。これに他の野菜や豆腐などを加えて、煮物として食べることができるそう。これは想像つきますね。
さつまいもの茎の天ぷら:
- さつまいもの茎を薄切りにして、天ぷらの生地にくぐらせ、揚げる。カリッとした天ぷらとして楽しむことができるとのこと。さつまいもを天ぷらにするなら、ついでに茎もやってみるというのはアリかも！！

茎まで美味しく食べれるさつまいも、おすすめです！

また、根っこをペットボトルにいれて育てると、また次の春に植えることができるという親戚の言葉をきき、いくつかもって帰ってきました。
また来年も植えようと思います。

ちなみに、、、家庭菜園、それは一見すると楽しさが溢れ、新鮮な野菜やハーブを収穫する楽しみが待っているように思えますが、その裏には辛さも存在します。

まず、雑草との戦いが待っています。庭の小さな畝には、野草や雑草が生い茂り、それが野菜の成長を妨げます。雑草の根絶は、家庭菜園家の永遠の戦いです。手で抜いたり、草取り道具を駆使したりすることが日常的な作業になり、その作業を怠ると野菜たちは勝手に成長してしまうのです。

また、作物が思うように育たないことも辛い瞬間の一つです。気温、湿度、害虫、病気、土壌の質など多くの要因が野菜の成長に影響を与えます。時には理想通りに育たない野菜を見て、がっかりすることもあるでしょう。それでも、それが辛い部分でもあり、家庭菜園を学び、改善し、より良い収穫を追求する原動力にもなります。

そして、収穫時期を逃すこともよくあります。野菜やハーブは、収穫のタイミングを逃すと、味や食感が劣化してしまうことがあります。また、鳥や虫、他の野生動物も野菜に目をつけ、収穫時期を待たずに収穫してしまうこともあります。これらの辛さは、家庭菜園家にとって日々の挑戦となります。

そういったものもひっくるめて子供に植物の難しさを教えようと思いますが、例えば、結局雑草を抜くのは親で、なかなかこの苦労が伝わらないのが悩みだったりします笑