自宅で干し柿を作ってみます

田舎の暮らし

思い立って、干し柿を作ってみることにしました!!
食べるとびっくりするくらい渋い柿が、甘くなるあの不思議。

古民家の軒先でしか見たことがないアレを、自宅でやってみる!

我が家の子どもたちはフルーツ大好き、柿も大好物。少し渋い(柿だけに?)のですが、彼らの喜ぶことを何でもしたい、そんな親です。

皆さんは、干し柿がなぜ甘くなるのかご存知ですか?

干し柿は、渋柿を乾燥させたものです。渋柿は、タンニンという苦み成分を含むため、そのまま食べると渋くて食べられません。しかし、干し柿にすると、渋み成分が減少し、甘みが増すようになります。

干し柿が甘くなる理由は、以下の2つだそうです。

  1. 水分が抜けて、糖分の濃度が高くなる

干し柿を作るには、渋柿を皮を剥いて、水分を取り除きます。水分が抜けると、糖分の濃度が高くなり、甘みが増すそうです。

  1. タンニンが変化する

干し柿を作る工程では、渋柿を乾燥させたり、炭酸ガスを充満させたりすることで、タンニンが変化します。タンニンは、水溶性から不溶性に変化し、渋み成分としての働きが弱くなるとのことです。

具体的には、タンニンがアセトアルデヒドと反応して、タンニン酸アセチルになります。タンニン酸アセチルは、水に溶けにくいため、渋みを感じにくくなります。また、タンニン酸アセチルは、甘み成分の一種である糖と似た構造をしているので、甘く感じられることもあるそうです。

このように、干し柿は、水分が抜けて糖分の濃度が高くなることと、タンニンが変化することで、甘くなるそうです。

ちなみに、干し柿の甘さの程度は、干し柿を作る工程によって異なります。干し柿を作る工程で、水分を取り除く量が多いほど、甘みが増すそうです。また、炭酸ガスを充満させたり、熱処理をしたりすることで、タンニンの変化を促進し、甘みが増すようになるとのことです。

そのため、市販の干し柿には、さまざまな甘さのものが販売されています。甘いものから渋いものまで、好みに合わせて選ぶことができるそうです。

あと、作っていてきづいたのですが、干し柿用の柿は、干しやすいように枝がついてるんですね!
これはとっても便利です。

今回干し柿用の柿、要は渋柿は、通販で20個、買ってみました。
少し高いな。。という気持ちはあったものの、しっかりしてそうなところから購入。今回うまくいったら他の人にも勧めてみたいと思っています!

そして、ちょっとこまったのが、干す場所です。日陰で、風通しが良くて、乾燥しているところ。。。
小民家の軒先じゃん!
うちにはそんなところは残念ながら無いので、室内で干してみます。室内でやるには、ずっと扇風機を当てておくとか。。さすがにそんなことはできない!!

ので、シーリングファンの近くに、洗濯物を干すピンチにぶら下げてみました。

丹精手心込めて作るのも大事ですが、「こんなに簡単にできた!」「適当にやってもちゃんとなるね」というのが好きです。単にズボラという話もありますがw 生命の強さを感じませんか??

失敗したら失敗したで、やりなおして成功させ、やっぱり先人の知恵ってすごいね〜と話し合う、そんなのもまた良いじゃないですか。

皮を剥くのにかなり手間取ったりしましたが、義母に手伝ってもらったら一瞬!!!恐れ入りました~

というわけで、果たして、こんなのでうまくできるのか。。。乞うご期待です!


<追伸>他の方に聞いたのですが、干し柿って別に田舎でなくても作るそうですね。確かにその通り。でも、田舎に移住してこなかったらきっとやってなかった気がするんです。

私の中では、生活に余裕が生まれたからこそ、こういった余暇ができるのかな~なんて思っています。

なぜ自分たちが田舎に移住したのか、何がどう変わったのかをブログに書こうと思っていますが、あまりにいろんなことがあったので、いつか気が向いたら。。という感じで!

日陰に干して乾かすべしとのことで、室内でチャレンジ。洗濯物のピンチで。。

丸くてかわいいですね

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